[特許]最高裁、「単離DNA は保護適格性を有するか」という問いを判断へ
2012年11月30日、単離DNAに関するクレームの保護適格性が争われているAssociation for Molecular Pathology(AMP)v. Myriad Genetics, Inc.について、最高裁は審理を決定した。 |
事件の経緯は次の通り。2011 年7 月29日、連邦巡回控訴裁判所(CAFC)が、Myriad社の単離DNAクレームの保護適格性を認めた。これに対して上告がなされ、最高裁は、Prometheus最高裁判決を考慮して、本件を再審理するようにCAFCに事件を差し戻した。2012年8月16日にCAFCが単離DNAクレームの保護適格性を再度認めた後、再び上告されていたところ、最高裁が審理することを決定した。
この決定により、遺伝子特許の保護適格性が検証され、最高裁の判断が示されることになる。