[特許]CAFC、保護適格性に関するCLS Bank事件を大法廷で再審理へ
既報のCLS Bank International v. Alice Corporation Pty. Ltd.に関する連邦巡回控訴裁判所(CAFC)の判決について、2012年10月9日、大法廷(en banc)での再審理が決定した。 |
再審理において提起される問題は以下の通り。
1. コンピューターにより実施される発明が“ 抽象的アイディア”であるか否かを決定するために用いられるべきテスト;また、もしあれば、クレームにおけるコンピューターの存在が保護不適格なアイディアを保護適格にする場合とは。
2. 法101条においてコンピューターにより実施される発明の保護適格性を検討する際、発明が方法、装置、又は記憶媒体のいずれとしてクレームされていることが影響すべきか;そして、これらのクレームが101条の趣旨に相当することがあるか。