[特許]米国特許商標庁、特許関係料金の改定案を公表 ~出願から登録までの総額は6%アップへ~
(※2018年1月16日施行の特許・意匠に関する料金改定の最終規則を取り上げた続報はこちら)
米国特許商標庁(USPTO)は、2016年10月3日付けの官報(Federal Register)にて特許関係の料金改定案を公表した。
今回の料金改定案は、2015年11月に実施された公聴会での案から一部変更されており、IDSに関する費用改定案に含まれていた「Certification(証明書;陳述書)の廃止」は取り下げられ、代わりに、IDSの提出時期等に応じて必要となる庁費用の値上げが提案されている。その一方で、出願から登録までの総額、及び、当事者系レビュー(IPR)に関する値上げ幅は、以前の案から変更されていない。なお、意見募集は2016年12月2日まで実施されたが、現時点で改定の施行時期は未定である。
主な費用に関する改定案は下表のとおり。
【出典】
米国特許商標庁「Director’s Forum: USPTO Proposes Patent and PTAB Fee Adjustments」
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