[特許/EP]機械翻訳に関する発表、相次ぐ
2012年2月、欧州特許庁は、近年取り組みに力を入れている機械翻訳について、日本特許庁及び米国グーグル社のそれぞれとの協力に関連する発表を行った。
日本特許庁との協力は、日本語から英語・ドイツ語・フランス語への機械翻訳を対象とする合意に関するもので、欧州特許庁ウェブサイトで提供されているデータベース「Espacenet(エスパスネット)」の範囲と質の向上に繋がるとされている。
また、米国グーグル社との協力は特許文献向け機械翻訳「patent translate」として、既にエスパスネット等のデータベースでサービスの提供が開始されている。現在は英語を含む欧州の7言語だが、2014年末までには日本語、中国語なども対象にするとされている。