[一般/中国]「中国専利検索システム」について
中国国家知識産権局(SIPO)は、2012年4月26日に「中国特許検索システム」を新たに開通した。 |
データベースには、従来同様に特許、実用新案及び意匠の公開後の案件が含まれるが、新たな機能が多く追加されたので、その中のいくつかを簡単に紹介する。
1. 経過情報について
例えば審査請求された案件について、従来は拒絶理由の発送有無に係らず「審査請求あり」と表示されるだけだったが、「拒絶理由通知を発送し回答待ち」と詳細に表示されるようになった。
2. 庁発送書類について
庁発送書類について、全書類の基本情報(書類名及び発送日等)を確認することができ、また2010年2月10日以降の中国国内出願/中国国内移行案件であれば、その書類の中身を閲覧又はダウンロードすることもできる。
今後更に、期限管理に利用可能なアラームサービスを提供する予定であるという。