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2022.01.20知財トピックス欧州情報
[特許/欧州] 欧州単一効特許・統一特許裁判所、運用開始は2022年終盤か2023年初頭か
欧州単一効特許・統一裁判所制度の開始は、2022年1月現在、ドイツによる統一特許裁判所協定(UPC協定)の批准書の寄託が鍵となっている。 UPC協定の批准に係る国内法に関しては、ドイツにおいて2017年に1回目の違憲申立 […]
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2022.01.20知財トピックス日本情報
[特許・実用新案/日本] マルチマルチクレームの制限
令和3年12月15日に産業構造審議会知的財産分科会特許制度小委員会、審査基準専門委員会ワーキンググループの第16回会合が開催され、マルチマルチクレームの制限について了承された。マルチマルチクレームとは、他の2以上のクレ […]
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2022.01.20知財判決ダイジェスト
特許 令和3年(行ケ)第10001号「マイクロディスプレイデバイス用の列バス駆動方法」(知的財産高等裁判所 令和3年10月28日)
【事件概要】 本件は、特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決が維持された事例である。 ▶判決要旨及び判決全文へのリンク 【争点】 主な争点は、補正発明は、引用文献に記載された発明であり、新規性を有さず、特 […]
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2022.01.20知財トピックス米国情報
[特許/米国] DOCXファイリング
2023年1月1日から、米国特許出願におけるルール変更があり、ワード(DOCX)以外の形式で出願すると、Large Entityの場合、$400の追加費用が発生する。元々は2022年1月1日から施行される予定だったが、出 […]
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2022.01.20知財トピックス日本情報
[特許・意匠・商標等/日本] 押印を求める手続の見直し
従来押印が求められていた特許庁への手続について、令和2年から令和3年にかけて押印の要否が見直された。以下に概要を説明する。 1.押印の見直しの概要 特許庁への手続全体797種のうち、偽造による被害が大きい手続についての […]
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2022.01.20知財判決ダイジェスト
特許 令和2年(行ケ)第10124号「裏刷り用溶剤型グラビア印刷インキ組成物の製造方法および積層体の製造方法」(知的財産高等裁判所 令和3年12月1日)
【事件概要】 この事件は、特許を取消した異議決定の取消しを求めた事案である。 裁判所は原告の請求を棄却した。 ▶判決要旨及び判決全文へのリンク 【主な争点】 本件発明1と甲1発明1との相違点2が当業者に容易想到であるか否 […]
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2022.01.20知財トピックスその他各国情報
[特許/GCC] 特許出願の受付停止
湾岸諸国協力会議(GCC*1)の最高理事会は、2021年1月5日、特許規則の一部改正を承認した。これに伴い、GCC特許庁は同年1月6日以降の新規特許出願の受付を停止した。改正特許規則の内容は、2021年4月11日付で公告 […]
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2021.12.20知財判決ダイジェスト
特許 令和2年(行ケ)第10123号「燃料電池システム」(知的財産高等裁判所 令和3年10月7日)
【事件概要】 本願発明は容易想到であるとした拒絶査定不服審判の審決が取り消された事例。 ▶判決要旨及び判決全文へのリンク 【争点】 引用発明の「短絡制御回路」は、本願発明の「制御装置」に相当するか。 【結論】 本願発明の […]
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2021.12.20知財判決ダイジェスト
特許 令和2年(行ケ)第10057号「電動ベッド」(知的財産高等裁判所 令和3年7月8日)
【事件概要】 特許無効審判において、訂正発明1が進歩性を欠如しないとした判断に誤りがあるとして、審決のうち訂正発明1に係る部分が取消された事例。 ▶判決要旨及び判決全文へのリンク 【争点】 相違点2の認定及び容易想到性判 […]
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2021.12.13知財トピックスその他各国情報
[意匠/オーストラリア]12か月のグレースピリオド(新規性喪失の例外期間)の導入
オーストラリア意匠法が改正され、12か月のグレースピリオド(新規性喪失例外が適用される期間)が導入されることになりました。 この制度の特徴点は、次の通りです。 ■12か月の期間は、オーストラリア特許庁への出願日ではなく優 […]