-
2017.02.06知財トピックス東アジア情報
[特許・商標/中国]特許権侵害・商標権侵害に対して、北京知識産権法院が設立以来最高額の損害賠償を認容
中国最初の知的財産専門裁判所である北京知識産権法院が2014年11月に設立されてから2年強が経過したが、同法院は、発明専利(中国専利法において、日本の特許に相当)及び商標の侵害事件において、それぞれの法域でこれまでの最高 […]
-
2017.01.06知財トピックス東アジア情報
[特許/中国]<コラム>知的財産訴訟に関する新たな取り組み ~(1)技術調査官制度の導入、(2)「案例指導研究基地」の設立及び判例制度の研究~
中国では、知的財産関連訴訟の急増に伴い、最高人民法院(日本の最高裁判所に相当)によって新しい取り組みが相次いで推進されています。本稿では、その例として、2014年末に北京、上海及び広州の知識産権専門法院が設立された後に始 […]
-
2016.12.05知財トピックス東アジア情報
[特許/中国] 国家知識産権局、専利審査指南改正案に対する意見募集を実施 ~ビジネスモデル、コンピュータプログラム、化学分野の発明に関連する事項の明確化など~
2016年10月27日、中国国家知識産権局(SIPO;日本の特許庁に相当)は、専利審査指南(日本の特許・実用新案審査基準に相当)の改正案を公表した。同案で主な改正点として6項目が挙げられているが、実務への影響の面では特に […]
-
2016.05.10知財トピックス東アジア情報
[特許・実用新案・意匠/中国] 専利権侵害に関する新たな司法解釈が2016年4月1日に施行される
2016年3月22日、中国最高人民法院は新たな司法解釈「専利権侵害をめぐる紛争案件の審理における法律適用の若干問題に関する解釈(二)」を公表し、2016年4月1日に施行した。 この司法解釈は、2009年12月に発表された […]
-
2016.05.10知財トピックス東アジア情報
[意匠/中国]意匠専利の技術評価書請求、累計1万件を突破
中国国家知識産権局(SIPO)が2010年7月から意匠に関する技術評価書の請求受理を開始して以来、約5年が経過した2015年8月15日時点で累計1万件を突破した。 技術評価書が請求される意匠に係る物品の内訳を見ると、家具 […]
-
2016.01.06知財トピックス東アジア情報
[全般/中国]中国知識産権法院の設立から約1年の現状
2015年9月9日、中国最高人民法院は、知的財産専門の裁判所である「知識産権法院」の運営状況を発表した。この発表によると、2014年末に北京、上海及び広州で設立されて以来、下表の通り、各知識産権法院はすでに多くの案件を受 […]
-
2016.01.06知財トピックス東アジア情報
[商標・著作権/中国] 商標出願手数料及びコンピュータソフトウェア著作権登録申請費の値下げ
中国発展改革委員会財政部は、行政関連手続費用の改定通知を公示し、2015年10月15日に施行した。 この通知により、商標の出願手数料(1区分10個の指定商品・役務まで)は800元から600元に、指定商品・役務が10個を超 […]
-
2015.10.05知財トピックス東アジア情報
[特許/韓国]英語での弁論を認める「国際裁判部」を特許法院に設立へ
2015年8月17日、韓国大法院(最高裁判所に相当)の傘下に設けられた「知識財産権(IP)ハブコート推進委員会」は、英語で弁論できる「国際裁判部」を特許法院に設立することを議決した。現地報道は、この議決により設立は事実上 […]
-
2015.09.10知財トピックス東アジア情報
[商標/中国] 2014年5月1日の改正中国商標法施行から約1年で235件の音商標出願を受理
中国では2013年の改正商標法により音商標の登録が認められるようになり、2014年5月1日より音商標の出願・審査が開始された。工商行政管理総局・商標局は、これまでに音商標出願を235件受理したと、同局ウェブサイトの201 […]
-
2015.08.04知財トピックス東アジア情報
[特許/韓国] 韓国におけるプロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈変更
韓国大法院(最高裁判所に相当)は、プロダクト・バイ・プロセス・クレーム(PBPクレーム)に関して、2015年1月と2月に相次いで判決を下し、従前の解釈を変更する判断を示している。主なポイントは次の通りである。 1.特許要 […]