SHIPとは
SHIP(SOEI HYBRID IP PATHWAY)について
SHIPとは、創英にて米国直接出願を行うサービスの名称です。
創英では、2017年5月よりSHIPを開始しました。 SHIPでは、米国事務所を介すること無く、「創英担当者」と「創英所属の米国弁護士・弁理士」と「お客様」とが密に連携(HYBRID)して手続を進めることで、お客様に様々なメリットを提供して参ります。
米国明細書作成
1. クレーム戦略のご提案(例えば)
・観点の異なる独立Claimの追加をご提案します。
・全体が20個程度になるように、従属Claimを追加します。
・複数の独立項それぞれの従属Claimにおいて、同じ構成で限定するのではなく、意図的に異なる構成で限定するようにして、審査官の心証を探ります。
2. 明細書の修正のご提案
明細書は、ご要望に応じ、バイパス継続出願あるいは適宜補正等によって、限定解釈を避けるための修正を行います。
中間対応(オフィスアクション)
(中間対応での利点)
・異なる事務所間で生じる情報のギャップを無くし、また、意思疎通を行い易く、迅速、且つ効果的な対応が可能になる。
・ネイティブ実務家や米国特許実務のエキスパートがお客様のご事情を理解した上で、ケース担当者と密な議論を行い、応答方針を組み立てるので品質面で有利になる。
・例えば、自社実施の方向性の変更、他社侵害品の発見などがあった場合でも、柔軟かつ迅速な処理が可能になるので、臨機応変な対応を行い易い。
SHIPマイスターについて
SHIPマイスターとは、米国弁護士、弁理士等であり、ケース担当者と密に連携しながら主体的にケースを処理し、あるいはケース担当者を補助する米国特許実務のエキスパートです。機電系、情報系、化学・バイオ系の優秀なSHIPマイスターが揃っています。
SHIPマイスターの所在
SHIPのメリット
① 品質メリット
・弊所担当者と米国弁護士・弁理士とが直接議論(必要な場合は貴社担当者様も議論に参加)
・貴社のニーズ等を十分に把握している日本側事務所と密に連携して手続を進める
⇒日本側と米国側での情報のギャップが無い
⇒貴社の意図をより反映したより的確な特許を取得できる
② スピードメリット
・現地での必要時間をカウントする必要がなく、スピーディーな対応が可能
(実質面での対応検討に、より長い時間を割くことが可能)
・無駄なオフィスアクションを減らすことで、特許取得までの期間の短縮も期待
③ その他メリット
・基礎出願(日本出願)を踏まえながら、US中間実務を踏まえたクレームの見直しや予備補正等を提案することで審査官の誤解の無い適切なオフィスアクションを受領
・適切な中間対応で無駄なオフィスアクションを減らして全体としてのコストダウンを期待