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第6回 創英ヴォイス Live!「「実施可能要件」と「サポート要件」は「表裏一体」なのか「別物」なのか?」

第6回 創英ヴォイス Live!「「実施可能要件」と「サポート要件」は「表裏一体」なのか「別物」なのか?」について、以下の詳細の通り開催いたしました。

日時 2021年8月4日
分野 特許(化学)
テーマ 『「実施可能要件」と「サポート要件」は「表裏一体」なのか「別物」なのか?』
特許の記載要件に関し、実施可能要件とサポート要件という類似の概念があり、両者の差異は何なのかという質問をよく受ける。少なくとも化学系案件においては、実施可能要件とサポート要件が同時に拒絶理由になることが多いが、個別に拒絶される場合もある。これを区別する実益は何か?やはり、審査、審理、審決等取消訴訟において、主張する方向性を見誤らないようにするということが実益の一つだろう。 両要件について、アカデミアでは「表裏一体説」と「区別説」が対立しており(言説を変えた先生もいらっしゃる)、裁判所においても「表裏一体説」的な判断と「区別説」的な判断がなされており、全体として混沌としている状況である。 今回の創英ヴォイス Live!では、クレームの範囲がどのように確定されるかを、機電系・化学系に分けて説明した後で、アカデミアや裁判所では両要件について最近どのように判断されているのかを紹介し、実施可能要件とサポート要件をどう考えたらよいかの一案を提案してみたい。
講師 弁理士 清水 義憲

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