国内優先権制度の活用ガイド
創英知的財産研究所 編著
経済産業調査会価格:2,200円(税別)
A5判 201頁
国内優先権制度は、その利便性の良さのため、非常に多く活用されてきています。
国内優先権制度によって、明細書の記載内容を充実させることができ、そのためには、国内優先権を主張した出願において、基礎出願よりも多くの新たに改良した事項を追加し改善した明細書とすることが望ましいのですが、新たな事項を追加するほど優先権主張の効果が認められない部分が多くなり、それに伴うリスクが高まります。
国内優先権制度は、相反するメリットとリスクを持っているものです。
本書は、このような問題に対し、実務的にはどのように対処するかということを中心に、国内優先権及び明細書記載要件において参考となる判決も紹介しつつ、国内優先権制度を利用する時の手引きともなるようにまとめた書です。