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2016.01.06知財トピックス東アジア情報
[全般/中国]中国知識産権法院の設立から約1年の現状
2015年9月9日、中国最高人民法院は、知的財産専門の裁判所である「知識産権法院」の運営状況を発表した。この発表によると、2014年末に北京、上海及び広州で設立されて以来、下表の通り、各知識産権法院はすでに多くの案件を受 […]
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2016.03.09知財トピックス東アジア情報
[商標/中国] 中国商標局、2016年1月からニース分類第10-2016版の適用を開始
中国国家工商行政管理総局(SAIC)の商標局は、2015年12月28日付けの通知にて、ニース分類第10-2016 版の適用を2016年1月から開始することを発表した。今回の通知により、サプリメント、スマートコンピューティ […]
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2016.03.09知財トピックス東アジア情報
[特許・実用新案・意匠/中国] 中国における特許の年間出願件数が100万件超え ~実用新案も100万件超え、意匠は微増~
中国国家知識産権局(SIPO)のウェブサイトにて、専利(特許、実用新案、意匠を含む)に関する2015年の出願件数及び登録件数が公表され、特許の出願件数はついに年間100万件を超えたことが明らかとなった。また、実用新案の出 […]
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2016.06.08知財トピックス東アジア情報
[商標/韓国] 不使用取消審判、先出願登録商標の類否判断時期等に関する改正韓国商標法、2016年9月1日施行
1990年以来26年ぶりの大幅改正となる改正韓国商標法が、2016年2月29日に公布され、9月1日に施行される。特に注目できる改正事項としては次の3点が挙げられる。 1. 商標の定義 商標の定義が例示的な表現とされ、商品 […]
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2016.08.05知財トピックス東アジア情報
[全般/中国]知的財産権関係の民事案件第一審の件数は増加も、外国関係の結審は減少 ~中国法院知識産権司法保護状況(2015)~
(※2017年前半までの他のデータを交えて、中国における知的財産権の現状を紹介した記事はこちら) 中国最高人民法院は、2016年4月21日、専利(特許、実用新案、意匠を含む)、商標、著作権等の知的財産権に関する訴訟の状況 […]
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2016.09.06知財トピックス東アジア情報
[商標/中国]商標局、中国商標登録出願において受理可能な商品・役務の項目名称に関する通知を公表
中国国家工商行政管理総局(SAIC)・商標局は、「類似商品及び役務の区分表」以外で受理可能な商品及び役務の名称として2,000項目を列挙したリストに関する通知(2016年7月12日付け)を公表した。また、500項目を含む […]
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2016.11.14知財トピックス東アジア情報
[特許/台湾]TPP協定への加入に向けた専利法改正案が行政院を通過
2016年8月4日、日本の内閣に相当する台湾・行政院において、専利法(特許法、実用新案法及び意匠法を含む法律)の改正案が通過した。 改正案は、台湾の環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への加入に向けたものと位置づけられ […]
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2016.11.14知財トピックス東アジア情報
[商標/中国] 国家工商行政管理総局、商標登録の改革に関する意見を公表 ~審査協力センターの開設、手続処理の効率化等を目指す~
中国国家工商行政管理総局(SAIC)は、商標登録の円滑化を積極的に促進するための改革に関する意見(原題は「工商总局关于大力推进商标注册便利化改革的意见」)を2016年7月25日に公表した。この意見には、6つの大項目と、具 […]
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2016.12.05知財トピックス東アジア情報
[商標/台湾] TPP協定加入に向けた改正台湾商標法案を立法院にて審議中
米国大統領選挙の結果を受けて発効が危ぶまれている環太平洋パートナーシップ(TPP)協定であるが、台湾では、既報の専利法についてだけでなく商標法及び著作権法についても、TPP協定への加入に向けた改正案が検討されている。 こ […]
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2017.01.06知財トピックス東アジア情報
[特許/中国]<コラム>知的財産訴訟に関する新たな取り組み ~(1)技術調査官制度の導入、(2)「案例指導研究基地」の設立及び判例制度の研究~
中国では、知的財産関連訴訟の急増に伴い、最高人民法院(日本の最高裁判所に相当)によって新しい取り組みが相次いで推進されています。本稿では、その例として、2014年末に北京、上海及び広州の知識産権専門法院が設立された後に始 […]