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2020.06.20知財トピックス米国情報
[特許/米国]IPR請求の1年の時期的制限は厳格に適用
IPR(inter partes review)は、米国特許を無効にする手続として、特に、特許権侵害訴訟に対する防御手段としてよく利用される。しかし、訴状が送達されてから1年以内に請求が必要という時期的制限がある(特許法 […]
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2020.06.20知財トピックス米国情報
[商標/米国]損害賠償請求に関する最高裁判決~原告は被告の「故意」を証明しなければならないのか~
米国では特定の法律的な争点について複数の控訴裁判所で判断が分かれることを「circuit split」と言います。今回、長い間、その一つだった論点について2020年4月23日に最高裁判決が下されました。 ■事件の経緯 原 […]
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2019.12.23知財トピックス米国情報
[意匠/米国]物品名が権利範囲に与える影響についてのCAFC判決(Curver Luxembourg v. Home Expressions)
米国意匠の権利範囲の解釈において重要な判決がCAFCより出された。事件は、USD677,946号(以下、946意匠)の意匠権者であるCurver Luxembourg社が、Home Expressions社が実施している […]
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2019.08.20知財トピックス米国情報
[特許/米国]米国特許出願の審査における審査官インタビュー(審査官面接)の活用
日本の特許審査等において審査官とのインタビュー(面接)は、出典1において「審査・審理に関わる意思疎通を図る上で重要な役割を果たしており、これまでも審査・審理の効率性及び的確性の向上等の面から有効に活用されてきました。」と […]
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2019.07.22知財トピックス日本情報米国情報欧州情報東アジア情報その他各国情報
[特許・意匠・商標/日本、米国、欧州等]〈コラム〉知財関連の裁判例・審決例の調べ方
2019年5月下旬より、知財ポータルサイト「IP Force」において『知財判決ダイジェスト』を週1回のペースで更新しています。各記事では「IP Force 知財判決速報/裁判例集」にて無料で提供されている判決文へのリン […]
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2019.06.20知財トピックス日本情報米国情報欧州情報東アジア情報その他各国情報
[特許/WIPO(PCT)]2019年7月1日施行の特許協力条約に基づく規則(PCT規則)について ~「発明の名称」については、1月施行の改正実施細則により任意での英訳提出が可能に~
国際予備審査の開始に関するPCT規則69.1(a)の改正が2019年7月1日に施行される。これにより、出願人が国際予備審査の開始の延期(通常、優先日から22か月まで可)を請求しない限り、国際予備審査機関は、次の1.~3. […]
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2019.06.05知財トピックス米国情報
[特許/米国]米国特許商標庁、コンピュータ関連発明の機能的クレーム(ミーンズ・プラス・ファンクション・クレーム)に関する審査ガイダンスを公表
既報の米国特許法101条(特許適格性)に関する審査ガイダンスの公表と同日の2019年1月4日、米国特許商標庁(USPTO)はコンピュータ関連発明の機能的クレームに関する審査ガイダンスを公表し(出典(1)参照)、1月7日か […]
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2019.05.07知財トピックス日本情報米国情報欧州情報東アジア情報その他各国情報
[特許/インド、ブラジル、ベトナム、米国、IP5等]特許審査の国際協力に関する近況(2019年4月) ~特許審査ハイウェイ(PPH)、日米協働調査、PCT協働調査について~
2019年4月15日、日本特許庁は「海外庁における特許審査ハイウェイの実効性に関する調査研究(PDF)」の報告書をウェブサイトで公表した。 同報告書はインドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブラジル、米国、 […]
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2019.04.05知財トピックス米国情報
[特許/米国]米国特許商標庁、特許適格性(米国特許法101条)に関する新ガイダンス「2019 Revised Patent Subject Matter Eligibility Guidance」を公表
2019年1月4日、米国特許商標庁(USPTO)は米国特許法101条の特許適格性に関する新たな審査ガイダンス「2019 Revised Patent Subject Matter Eligibility Guidance […]
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2019.01.17知財トピックス日本情報米国情報欧州情報東アジア情報
[特許/IP5]<コラム>日米欧中韓における特許査定率の推移
下図は、2013~2017年の5年間における特許査定率の推移をグラフで示したものです。大きな変化が認められるのが2015~2017年の3年間で、日本では5.2ポイント、欧州では9.1ポイント上昇しています。 その一方で、 […]