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2022.01.20知財トピックス日本情報
[特許・意匠・商標等/日本] 押印を求める手続の見直し
従来押印が求められていた特許庁への手続について、令和2年から令和3年にかけて押印の要否が見直された。以下に概要を説明する。 1.押印の見直しの概要 特許庁への手続全体797種のうち、偽造による被害が大きい手続についての […]
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2022.01.20知財トピックスその他各国情報
[特許/GCC] 特許出願の受付停止
湾岸諸国協力会議(GCC*1)の最高理事会は、2021年1月5日、特許規則の一部改正を承認した。これに伴い、GCC特許庁は同年1月6日以降の新規特許出願の受付を停止した。改正特許規則の内容は、2021年4月11日付で公告 […]
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2021.12.13知財トピックスその他各国情報
[意匠/オーストラリア]12か月のグレースピリオド(新規性喪失の例外期間)の導入
オーストラリア意匠法が改正され、12か月のグレースピリオド(新規性喪失例外が適用される期間)が導入されることになりました。 この制度の特徴点は、次の通りです。 ■12か月の期間は、オーストラリア特許庁への出願日ではなく優 […]
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2021.11.20知財トピックス東アジア情報
[商標/中国] 紙版の商標登録証の発行を廃止
中国国家知識産権局(CNIPA)による第453号の公告(【出典】参照)によれば、2022年1月1日より、紙版の商標登録証(以下、紙版商標登録証)の発行が廃止されて、電子版の商標登録証(以下、電子版商標登録証)の発行のみと […]
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2021.10.20知財トピックス日本情報
[特許・意匠・商標等/日本]令和3年10月1日より旧氏(旧姓)の併記が可能に
令和3年9月30日、「特許法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係省令の整備等に関する省令」が公布され、特許庁への手続において、氏名欄への旧氏の併記が令和3年10月1日より可能となった。 背景には、特に発明者等の氏 […]
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2021.10.20知財トピックス日本情報その他各国情報
[特許/WO]令和4年4月1日より特許料、登録料等値上げ予定
令和4年4月1日より特許料、登録料(実用新案、意匠、商標)等の料金改定を行うため、特許法等関係手数料令等に関する法律施行令が改正される予定です。 その背景には近年、海外の特許文献の急増による審査負担の増加など定常的に必要 […]
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2021.09.21知財トピックス東アジア情報
[台湾/特許]改正審査基準第二篇第十二章~コンピュータソフトウェア関連発明~
台湾智慧財産局により、コンピュータソフトウェア関連発明に関する改正審査基準第二篇第十二章(以下、改正第十二章)が2021年6月9日付で公布、2021年7月1日付で発効された。 改正第十二章では、主に日本の特許・実用新案審 […]
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2021.09.21知財トピックス東アジア情報
[中国/商標]中国でのOEM生産における商標の使用と商標権侵害(中国最高人民法院判決(2019)最高法民再138号)
1.事件の概要 本田技研工業株式会社(以下、「原告」という。 )は、自己の商標権侵害は成立しないと判断された雲南省高級人民法院判決(2017)第800号を不服として、重慶恒勝鑫泰貿易有限公司及び重慶恒勝集団有限公司(以下 […]
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2021.09.20知財トピックス欧州情報
[特許/欧州]進歩性の判断における技術的効果の『妥当性』と、この技術的効果を立証するための『“post-published“ data』との関係についてのEPO拡大審判部への照会
欧州特許庁(EPO)での進歩性の審理において、技術的効果を立証するための「“post-published“ data」(特許の優先日または出願日の後に作成された実験データ等)が認められるための条件については長年にわたって […]
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2021.09.20知財トピックスその他各国情報
[特許/ブラジル]ブラジルにおける国家衛生監督庁(ANVISA)による事前承認制度の廃止
ブラジルにおいて、2021年8月26日をもって国家衛生監督庁(ANVISA;米国のFDAに相当)による医薬関連発明に関する特許出願の事前承認制度が廃止された(法律第14,195号)。 これまでブラジルでは、医薬関連特 […]