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2021.04.20知財トピックス東アジア情報
[知的財産全般/中国]知的財産権侵害訴訟における懲罰的賠償の適用に関する司法解釈
2021年3月3日に、中国最高人民法院は「知的財産権侵害民事案件の審理における懲罰的賠償の適用に関する解釈」(以下、司法解釈)を公表し、施行した。 同司法解釈は、下記のような懲罰的賠償に関する条文が知的財産権侵害訴訟で如 […]
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2021.04.20知財トピックス東アジア情報
[意匠/台湾]意匠の改訂審査基準
台湾では、2020年11月1日に意匠の改訂審査基準が発効された。以下、改訂審査基準の主なポイントを紹介する。 1. 意匠の外観を開示する図面の開示要件の改訂(改訂審査基準第一章2.3.3及び第八章2.2.1等) 改訂前の […]
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2021.04.20知財トピックス東アジア情報
[特許/インドネシア]特許実施義務履行の猶予(延期)申請が不可に
インドネシア特許法(2016年改正法)では、インドネシア国内において特許発明を実施する義務(20条)(以下、実施義務)、並びに特許付与後36か月以内に実施義務を履行しない場合における強制実施権の設定(82条)及び特許の取 […]
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2021.03.20知財トピックス東アジア情報
[商標他/ミャンマー]クーデター後の知財制度関連の状況
既報では、2021年1月28日時点でのミャンマーにおける知財制度の進展状況を紹介したが、その執筆直後の2月1日未明に、国軍によるクーデターが発生し状況が一変してしまった。 本稿では、2021年3月1日時点で知り得たミャン […]
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2021.02.20知財トピックス東アジア情報
[特許/台湾]〈コラム〉台湾における審査早期化
台湾智慧財産局(TIPO)では、2021年1月5日から半年間の予定で、スタートアップ企業の出願に関し、審査を早期化させる積極型特許審査を実施しています。当該審査では、面接で審査官が拒絶理由及び補正案を提示することにより、 […]
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2021.02.20知財トピックス東アジア情報
[商標/ミャンマー]ソフトオープニング開始後の現況
ミャンマーでは、商標法成立からおよそ1年8か月経過した2020年10月1日に、ようやくソフトオープニング(商標出願の先行受付)が開始された。ソフトオープニング期間中は、「従前の登記制度を利用した商標」又は「実際にミャンマ […]
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2021.01.20知財トピックス日本情報東アジア情報
[特許・意匠・商標等/日本、ASEAN等]地域的な包括的経済連携協定の概要
2020年11月15日、日本は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定*に署名した。今回は、RCEP協定第11章に含まれる産業財産権分野に関して規定された概要を紹介する。 1.手続の簡素化・透明化 2.知的財産の保護強化 […]
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2020.12.20知財トピックス東アジア情報
[特許・実用新案・意匠/中国]中国第4回専利法改正
2020年10月17日に中国全人代常務委員会で可決された改正専利法(第4回)は、2021年6月1日に施行されることになった。第3回専利法改正と同様に、改正専利法の施行を保障するための経過措置が公布・施行されることが予想さ […]
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2020.11.20知財トピックス東アジア情報
[特許・実用新案・意匠・商標・不正競争・著作権/中国]中国最高人民法院による一連の知財に関する司法解釈
2020年9月10日から14日にかけて、中国最高人民法院は知財に関する五つの司法解釈を公表し、施行した。 これらの司法解釈は、人民法院が知的財産権に関する事件を適正に処理するために制定されたものであり、施行後に提起される […]
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2020.10.20知財トピックス東アジア情報
[実用新案/台湾]改正審査基準第四篇第三章 ~実用新案技術評価書~
台湾智慧財産局により、改正審査基準第四篇(実用新案審査基準)が2020年7月31日付で公布され、2020年8月1日付で発効された。主要な改正点は、従来、審査基準を補足する作業規範にまとめられていた技術評価書に関する運用が […]