[特許] 米国特許商標庁、請願書の審査期間と許可率のデータに関する「Patents Petitions Timeline」を公表
2015年9月3日、米国特許商標庁(USPTO)のブログ「Director’s Forum」において、Lee長官は新たな「Patents Petitions Timeline」のリリースを発表した。
この「Patents Petitions Timeline」では、審査前から特許発行後までに提出される各種の請願書(Petition)の審査期間(Avg. Days Pending of Decided Petitions)と許可率(Grant Rate Percentage)が、表形式で取りまとめられている。また、手続の要件、庁費用、関連規則等へのリンクも表の項目ごとに提供されており、ユーザーフレンドリーなデザインになっている。提供データは多岐にわたるが、例えば、下表に示す請願書が含まれている(数値は、いずれも2015年8月1日時点)。
請願書の類型 | 審査期間(日数) | 許可率(%) |
535 – 故意でない遅延による優先権/継続の主張の回復の許可 (規則 1.78及び1.55) |
119 | 65 |
502 – 放棄された出願の復活-故意でない遅延によるもの (規則 1.137(a)) |
113 | 85 |
609 – 最終とされた限定要求の再考 (規則 1.144, MPEP 818.03(c)) |
91 | 47 |
551 – 特許発行後における特許期間調整値の訂正 (規則 1.705(b)) |
347 | 42 |
【出典】米国特許商標庁「Director’s Forum “New Patents Petitions Timeline”」