[特許]先願主義施行日直前に出願件数が急上昇
2013年3月16日、米国特許法改正(AIA)のうち、最も注目されていた「先願主義」への移行が施行された。
米国特許商標庁(USPTO)は、ウェブサイトにて2013年3月19日までの1年間の出願件数推移のグラフを公開した。それによれば、先願主義への移行が施行された3月16日直前には本出願(非仮出願)の件数が通常の約7倍まで急増した。
また、仮出願の件数は本出願以上の急増を示しており、AIAにより拡大された引例の範囲を回避できる余地を確保するために、駆け込み出願が極めて多かったことがわかる。