[特許/EP]次期欧州特許庁長官の公募を実施(※追記あり)
欧州特許庁(EPO)は、ウェブサイトの求人ページにおいて次期EPO長官の公募を現在実施している。締め切りは2017年9月14日到着分まで。
求人ページの要項によれば、現EPO長官(Benoît Battistelli氏)の地位は来年2018年7月1日に空くとあり、任期は同日から5年で更新の可能性ありとされている。
応募要件は、国際機関の必要性への理解、マネジメント能力、コミュニケーション能力、交渉力、少なくとも公用語(英、独、仏)の1つについての優れた言語能力等が必須となっている。なお、特許の実務経験、特許制度の詳細な知識および欧州特許機構(EPOの上部組織)の知識は、「好ましくは(advantage)」の扱いとされている。
【出典】
欧州特許庁「President of the European Patent Office」
***追記(2017年10月17日)***
欧州特許庁は、2017年10月11日、欧州特許機構の管理理事会が次期EPO長官にAntónio Campinos氏を選出したことを発表した。任期は、2017年7月1日から5年間の予定。
【出典】
欧州特許庁「António Campinos elected next EPO President」
ジェトロ・欧州知的財産ニュース「欧州特許庁次期長官にAntónio Campinos氏(現欧州連合知的財産庁長官)を選出(2017年10月11日)」