[特許/オーストラリア]ソフトウェア関連発明の保護適格性について、連邦裁判所での議論続く
Research Affiliates LLC v Commissioner of Patents [2013] FCA 71 RPL Central Pty Ltd v Commissioner of Patents [2013] FCA 871 |
オーストラリア連邦裁判所は、2013年に入ってから2つの事件においてソフトウェア関連発明の保護適格性に関して注目される判断を示している。2013年2月のResearch Affiliates事件では資産に関するインデックス生成方法が保護適格性に欠くと判断された一方で、2013年8月のRPL Central事件では個人の能力評価のための証拠収集方法が保護適格性を満たすと判断された。2013年11月現在、両事件は、3人の判事からなる連邦裁判所の“Full Court”へ控訴されており、今後の審理が注目される。