[特許・意匠・商標等/日本]<コラム>特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)機能改善(2021年2月1日)
独立行政法人 工業所有権情報・研修館が運営する特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)では、日本国はもとより世界各国の特許・実用新案、意匠、商標、審決に関する公報情報、手続・審査経過等のリーガルステイタスに関する情報、等の検索・閲覧がインターネットを介して無料で提供されています(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/)。
J-PlatPatでは、2015年3月の運営開始から機能の追加・改善が幾度か行われましたが、この度、2021年2月1日において更なる機能改善が行われたところです。
この2021年2月1日に行われました機能改善では、主に下記の改善が行われました:
✓審決公報の検索項目に「全文」の項目が追加されました。
この「全文」の検査項目によって、審決公報の全文が検索対象になりました。
✓審決公報の番号検索の検索項目に「出訴番号」が追加されました。
この「出訴番号」の検索項目によって、審決公報を出訴番号から検索できるようになりました。
✓検索結果のCSV出力件数の上限が、これまでの100件から、一気に500件に増加されました。
検索結果が比較的多めであってもCSVファイルに出力することができるようになりました。
✓特許実用新案分類検索(PMGS)では、一覧しやすい簡易表示が追加されました。
分類を一覧したり印刷したい場合などに、簡易表示(FI/ファセット簡易表示、Fターム簡易表示、IPC(最新版)簡易表示)は、便利な機能です。
✓RSS配信が全出願で利用できるようになりました。
なお、2021年2月現在においては、2019年6月以降に(審査請求等の)経過情報が更新された出願のみがRSS配信の対象となっていますが、今後は、全ての出願についてRSS配信が可能になるようです。