[特許・意匠・商標/米国] 特許証の電子発行
DOCXファイリングと合わせて、USPTOはシステムの電子化を進めており、その一環として、2022年から特許証と商標登録証を電子発行する計画を立てている。電子発行の場合は従前のハードコピー発行に比べて2週間程早く特許証や商標登録証が発行できるという。出願人が希望すれば、従前のハードコピーも可能であるが、この場合は25ドルの料金が発生するようであるが、まだ詳細は決まっておらず、今後パブリックコメントを募集してから詳細を詰めていくという。
一方で、特許証の発行が2週間早まることは、逆に言うと、登録料を支払った後の分割出願・継続出願が可能な期間が2週間短くなるとも言えるので、この点、出願人としては注意を要すると言える。