[一般]米国特許商標庁が年次報告書2010年度版を公表
米国特許商標庁は、年次報告書(Performance and Accountability Report)の2010 年度版を公表した。 |
出願件数及び審査期間に関するデータは以下の通り。
○出願件数
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | |
特許 |
439,578 | 466,258 | 458,901 | 478,649 |
意匠 |
26,693 | 28,217 | 25,575 | 28,559 |
商標 |
298,796 394,368 |
302,253 401,392 |
266,939 352,051 |
280,649 368,939 |
※2010年度は暫定値、商標の上段は出願数、下段は区分数
○ファーストアクションまでの期間(上段)
出願係属期間(下段)
2007 | 2008 | 2009 | 2010 | |
特許 |
25.3ヵ月 31.9ヵ月 |
25.6ヵ月 32.2ヵ月 |
25.8ヵ月 34.6ヵ月 |
25.7ヵ月 35.3ヵ月 |
商標 |
2.9ヵ月 13.4ヵ月 |
3.0ヵ月 11.8ヵ月 |
2.7ヵ月 11.2ヵ月 |
3.0ヵ月 10.5ヵ月 |
※いずれも平均値、意匠は掲データなし
出願件数については、特許、意匠、商標のいずれも2009年度の件数を上回った。特に、特許と意匠については、リーマンショックの影響から立ち直り、再び上昇傾向に転じたと考えることができる。
審査期間については、特許、商標のいずれもファーストアクションまでの期間に大きな変化はない。その一方で、出願係属期間については、特許は長期化の傾向にあるが、商標は着実に短縮されている。