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「特許電子図書館(IPDL)」は2015年3月20日でサービス終了 3月23日からは、新サービス「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」がスタート

1999年(平成11年)にスタートした特許電子図書館(IPDL)が、2015年(平成27年)3月20日22時でサービスを終了した。既報の通り、3月23日からは「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」がスタートしている。工業所有権情報・研修館のウェブサイトでは、J-PlatPatに関するeラーニングに加えて、ガイドブック、説明会資料等がダウンロード可能となっており、説明会資料では、次の1.~5.に関する説明が含まれている。

1. 新サービスのポイント
・全体、特実、意匠、商標のそれぞれについて、実際の画面に基づいて、機能や利用方法を紹介
2. 刷新により廃止された機能
・「番号索引紹介」は、番号照会サービスと統合
・「初心者向け検索画面」は廃止され、トップページに「簡易検索」ボックスを配置
3. サービス利用時の注意点
・検索の種類別の注意点(テキスト検索と分類検索)
・インプットデータに基づく注意点(タイムラグや検索対象)
4. 利用シーンに応じた活用方法
・先行技術調査(出願前に先行技術調査を行う場合等)
・審査手続き中の利用(拒絶理由通知対応等)
・他者の権利等の確認
5. J-PlatPat の今後の展望について
・日本国公報過去分や外国公報等の照会対象文献の拡充
・パテントファミリー情報を利用した海外庁審査書類情報照会サービスの提供(ワンポータルドシエとの連携)
・経過情報サービス等のタイムラグ短縮
・検索機能のさらなる充実化(共通特実検索システムとの連携、イメージマッチング技術を利用した画像検索支援サービスとの連携)

J-PlatPat のサービス開始時点ではIPDLからの大きな変更はない模様だが、サービス移行期間は設定されていないため、利用者は注意が必要である。

[出典]工業所有権情報・研修館「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の提供」

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